気になる税理士報酬について解説!

税理士へ業務を依頼する際、「提示された見積もりが適正なのか分からない」と悩む方は少なくありません。
かつてあった税理士の報酬規定は撤廃され、現在は各事務所が自由に価格を設定しています。そのため統一された定価はありませんが、金額が決定する基準には一定の法則があります。
今回は、税理士報酬の金額を左右する4つの重要ポイントを分かりやすく解説します。
税理士報酬を決める4つのポイント
1. 売上規模と仕訳数(取引量)
金額に最も大きな影響を与えるのが「事業の売上規模」と「月間の仕訳数(取引の多さ)」です。売上や取引数が多いほど確認作業が増え、税理士側が負う税理リスクも高まるため、顧問料や決算料が上がります。
2. 依頼する業務の範囲
「申告書の作成やアドバイスのみ」を依頼するのか、「領収書等の記帳代行」「給与計算・年末調整」まで丸投げするのかで費用は大きく変動します。自社でできる帳簿付け作業を増やせば、基本費用を抑えやすくなります。
3. 面談や打ち合わせの頻度・方法
税理士と「どれくらいの頻度・どのような方法で話すか」も影響します。例えば「毎月対面訪問」する契約と、「年4回・オンライン中心」の契約では税理士の拘束時間が変わるため、月額顧問料に差が生まれます。
4. 専門性の高さと付加価値
単なる書類作成だけでなく、積極的な節税提案や資金調達(融資)のサポート、財務コンサルティングといった高度なサービスが含まれる場合、報酬は高めになります。ただし、それによって手元に残る資金が増えるメリットもあります。
まとめ:自社に合ったサポート範囲の整理が大切
税理士報酬は、単に「安ければお得」というものではありません。
「どこまでの作業を自社で行うか」「どんな提案や相談を税理士に期待するか」を整理した上で見積もりの内訳を確認し、自社のニーズに見合ったサービスを提供してくれる税理士を選びましょう。


